バストアップの方法として
豊胸手術を行った後に一番問題となるのは、カプセル拘縮です。カプセル拘縮とは、人間の体内に異物が入った時に、その異物に対して防御をするために、バッグと接する自己組織が皮膜(カプセル)を形成して豊胸バッグを包み込もうとする働きのことです。カプセルの内側のバッグを締め付けることにより、バッグの触感が不自然になったり、乳房が変形したり、硬くなったりします。そのカプセル拘縮を予防するために、バッグの種類によってはバストマッサージが必要となります。
豊胸手術で一番に考えるべきなのはやはりその安全性でしょう。豊胸バッグにはさまざまな種類がありますが、その中で内容物が漏れ出しても安全なのはCMCジェルバッグ、生理食塩水バッグかもしれません。また、バイオセルバッグは中身を覆う皮膜が3層構造になっているなど中身がもれないための安全対策がしっかりとられているので、そういう意味では安全性は高いと言えます。
豊胸手術の縫合に関しては、たとえば遠方から手術を受けに来た場合、仕事で忙しくてなかなか通院できない場合などには吸収糸と呼ばれる溶ける糸で縫合することも可能です。一般的には抜糸を行ったほうが傷はきれいになりやすいと言われているようですが、多少痛みが伴うので、好きなほうを選ぶことができます。また、最近では医療用の接着剤で傷口を閉じる方法もとられているようです。この方法なら傷口もきれいにくっつきやすく、3日目くらいからシャワーを浴びることも可能になるなど、メリットも大きいです。
豊胸手術が終了して少しずつ腫れが引いてくると、場合によっては乳房の位置、高さが異なることがあります。多少の位置のずれであれば、ワイヤー付きのブラジャーや、胸帯という下着などでバランスを整えることが可能です。もし豊胸手術後3ヶ月程度経過しても乳房の位置にずれが生じている場合は、再手術により位置を調整することになります。
