プチ豊胸と豊胸
豊胸手術を行った後に一番問題となるのは、カプセル拘縮です。カプセル拘縮とは、人間の体内に異物が入った時に、その異物に対して防御をするために、バッグと接する自己組織が皮膜(カプセル)を形成して豊胸バッグを包み込もうとする働きのことです。カプセルの内側のバッグを締め付けることにより、バッグの触感が不自然になったり、乳房が変形したり、硬くなったりします。そのカプセル拘縮を予防するために、バッグの種類によってはバストマッサージが必要となります。
豊胸バッグが破損する原因の多くは、使用期間が長くなることで豊胸バッグの材料が疲弊して中の液体が漏れ出すという現象がおきます。その期間は数年とも言われますが個人差があります。豊胸バッグが破損した場合は中の液体が漏れ出すことになりますが、生理食塩水などの体に影響のないものであればこういう場合安心です。豊胸バッグが破損した場合は再手術して新しい豊胸バッグと入れ替えることになります。
豊胸手術によって、まれに乳房や乳首部の感覚が鈍感になる場合があります。というのも、豊胸バッグを挿入する際に大胸筋下あるいは大胸筋上を大きくはがし空間を空ける必要があるのですが、その際に大胸筋周辺にある肋間神経に影響を与えてしまう場合があります。通常は半年から1年くらいで感覚が正常に戻る場合が多いようですが場合によっては知覚が戻らないこともまれにあるようなので、そのリスクがあるというのも知っておく必要があります。
豊胸、バストアップはしたいけ痛い思いはしたくない。手術には抵抗があるという場合は、プチ豊胸という方法もあります。プチ豊胸では、バストアップ用に適したヒアルロン酸をワキの付け根から注射で注入します。脂肪注入するための脂肪が十分に取れない、忙しくて豊胸手術を受ける時間が取れない場合などにはこのプチ豊胸という手段はぴったりです。傷あとの心配も不要で、安全性にも問題がない安心の豊胸術の1つです。ただし、効果はずっと続くというわけではなく個人差はありますが、約2年くらいになります。
