豊胸手術と経過

豊胸手術を行った後に一番問題となるのは、カプセル拘縮です。カプセル拘縮とは、人間の体内に異物が入った時に、その異物に対して防御をするために、バッグと接する自己組織が皮膜(カプセル)を形成して豊胸バッグを包み込もうとする働きのことです。カプセルの内側のバッグを締め付けることにより、バッグの触感が不自然になったり、乳房が変形したり、硬くなったりします。そのカプセル拘縮を予防するために、バッグの種類によってはバストマッサージが必要となります。

豊胸バッグが破損する原因の多くは、使用期間が長くなることで豊胸バッグの材料が疲弊して中の液体が漏れ出すという現象がおきます。その期間は数年とも言われますが個人差があります。豊胸バッグが破損した場合は中の液体が漏れ出すことになりますが、生理食塩水などの体に影響のないものであればこういう場合安心です。豊胸バッグが破損した場合は再手術して新しい豊胸バッグと入れ替えることになります。

豊胸手術を行うと、豊胸バッグが挿入されている部分に血液や浸出液が少なからず出てきます。この浸出液はだんだんと体内に吸収されてなくなっていきますが、手術直後にはこの浸出液が体内で炎症を引き起こす原因になることがあります。そのため、通常はこの血液や浸出液を体外に排出するための細いチューブ、ドレーンを挿入します。ドレーン不要とうたっている病院もありますが、体の仕組み上、やはり豊胸手術直後はドレーンを使用したほうが自然な仕上がりになる可能性が高くなります。

バストアップをする上で、リンパマッサージは欠かせません。脇の下には大きなリンパ節があり、非常にリンパの流れが滞りやすい部位なので、しっかりリンパマッサージをしてあげることが大切です。それにより、新陳代謝を活発にし、バストアップが期待できます。そのほか、リンパマッサージには、体全体のむくみをとったり毒素を排出してくれる働きもあります。