豊胸術後は注意
豊胸手術を行った後に一番問題となるのは、カプセル拘縮です。カプセル拘縮とは、人間の体内に異物が入った時に、その異物に対して防御をするために、バッグと接する自己組織が皮膜(カプセル)を形成して豊胸バッグを包み込もうとする働きのことです。カプセルの内側のバッグを締め付けることにより、バッグの触感が不自然になったり、乳房が変形したり、硬くなったりします。そのカプセル拘縮を予防するために、バッグの種類によってはバストマッサージが必要となります。
乳房は脂肪細胞と乳腺などの線組織で構成されていますが、乳房の下には大胸筋などの筋組織があります。この筋肉が老化により減少してくるとプロポーションが崩れる原因になります。いつまでも美しいバストを保つためには意識的にこの筋肉を維持してあげる必要があります。一般的にバストの下降は20歳からと言われているので、若いうちから定期的なエクササイズをすることが望ましいでしょう。
豊胸手術を行うと、豊胸バッグが挿入されている部分に血液や浸出液が少なからず出てきます。この浸出液はだんだんと体内に吸収されてなくなっていきますが、手術直後にはこの浸出液が体内で炎症を引き起こす原因になることがあります。そのため、通常はこの血液や浸出液を体外に排出するための細いチューブ、ドレーンを挿入します。ドレーン不要とうたっている病院もありますが、体の仕組み上、やはり豊胸手術直後はドレーンを使用したほうが自然な仕上がりになる可能性が高くなります。
バストアップマッサージの目的は、バストの代謝を促し血行をよくすることです。バスト周辺の血行がよくなることで、女性ホルモンの分泌を活発にします。お風呂上りなど体温が適度に温まっていると、バストアップマッサージをするのにより効果的といわれています。バストアップマッサージはあまりやりすぎると肌を痛めることにもつながりますので、ジェルやクリームなどを用いるとお肌への負担も軽減されます。
